松坂牛麺 大龍軒

⇒スープを注いだ直後の牛麺!肉の色が変わっていますよね!
煮込むわけじゃないから、水菜はシャキシャキにまま。

 出来上がった牛麺をよく見て頂きたい。
麺が隠れるほどに水菜とネギが乗せてあり、その上に綺麗な赤色の生松坂牛がトッピングされている。レモンが一切れ乗せてあるが、面を食べながら時々箸でつつくとその酸味がスープにさっぱり感を与え、食欲を更にそそる。
 白いカップにスープが入っている。油粕が浮いているのがわかるだろう。これをさーと麺にかけて召し上がるのだ!
 大阪府吹田市津雲台に09年7月にオープンした松阪牛肥育牧場直営の松阪牛麺・大龍軒。
 「松阪牛麺」とは耳慣れない名前だが,それもそのはず,このお店でしか食べられないニュータイプの麺料理なのです。
BACK!
 全粒粉の麺は色が茶色。わりと歯ごたえがあり、
香ばしい麺がこの牛麺にぴったりと言った感じ。
 大柄なオーナー店長が手際よく肉や水菜をトッピング!
一見強面風だが、優しく笑顔が素敵な店長。メニューに
迷っていると丁寧に説明してくれ、帰りは入り口そばに来て
ご挨拶をしている姿にとても愛着を感じた。
 この麺はラーメンと言って良いのか?と質問したところ、
『麺の作りから言えば正真正銘のラーメンです。でもギュウメン
(牛麺)と呼んで下さい!』と言っていました。
 新食感の牛麺、是非お試し頂きたいものです。


⇒牛肉をシャブシャブする感じで混ぜ合わせます。さあ、召し上がれ!

【 牛麺とは??? 】
とにかくまったく新しいスタイルのラーメンだろう!
全粒粉(小麦の粒を種皮であるふすまや胚芽等を取らず粉砕し粉にしたもの)で打ち込んだ特注の香ばしい熱々湯立て麺の上に、水菜・ネギ・おぼろ昆布、そしてなんと生松坂牛肉をトッピング。そこに鰹節、目近節、昆布を多量に使ったこれまた熱々のスープを注ぐ!このスープは純和風だが、スープには牛の油粕が適量入っている。この油粕牛肉が甘みを抱え持ち、そしてそれはクリアな脂甘さを有しているのがポイントか。
 スープにつけて食べるのが『つけ麺』ならば、さしずめこの牛麺は『かけ麺』とでも言ったほうがわかりやすいか。

 
 カウンターのみの店内10人程で満席か・・・